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2022年版 訪れてみたい日本のアニメ聖地88 発表

22年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地」

ニュース:22年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地」116カ所選定 「竜そば」など新たに15作品追加

人気アニメのゆかりの地を観光資源として活用し、国内外の観光客の誘致促進を目指す「アニメツーリズム協会」はこのほど、世界中のアニメファンの投票を参考に選んだ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の2022年版を発表した。作品の舞台となった場所など、88作品116カ所を選定した。

22年版は、新たに15作品を選出した。新しく加わった市町村は、映画「竜とそばかすの姫」で高知県越知町、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督の出身地である山口県宇部市、テレビアニメ「スーパーカブ」の山梨県北杜市など。

88作品とは別に、訪日観光客に訪れてほしい施設には、東京都豊島区立トキワ荘マンガミュージアムが加わった。

21年版は新型コロナウイルスの影響で投票の実施を断念。22年版は約4万票が国内外から集まった。海外の票は、コロナ禍でアニメイベントでの投票機会などがなくなり激減。国内からの票が78%を占めた。

同協会の角川歴彦理事長は「アニメはますます日本のコンテンツの起爆剤として大きくなっていくと思う。皆さんに『僕らも参加している』という気持ちになっていただけたら」と話した。

出典:zakzak
https://www.zakzak.co.jp/article/20211218-GROUU6UQUVNYDCARRRDTJU6I6I/

コラム

日本と言えば、アニメと言われるほど世界からのアニメに対しての眼差しは熱いものです。インフルエンサーや訪日外国人観光客のかたとお話しているとアニメの話題になることもあり、筆者の知らないアニメも挙がってくることが多いくらいです。日本のアニメ事情を彼らの方が熟知しているようにも思えるほど外国人にとって日本のアニメは大きな影響力を持っていると言っても過言ではありません。

観光とアニメが一体化することで、今まで観光地とされてきた場所だけではなく、異なるニーズや捉え方で観光地を巡ることによって新たな観光地が開拓されていく、そして更に新たな観光のカタチが生まれ地域の活性化にもつながるという観光の拡張がされていきます。それはまさに各地のプロモーションを担っていると言えます。

また、アニメという共通点が国境を超えた仲間づくりにもつながっていきます。そこから更に派生して様々な日本文化を知ってもらえる機会になるでしょう。実際に、アニメについて語りあう掲示板もあります。
https://forums.animesuki.com/

アニメ聖地巡礼ということで御朱印が設置されている箇所もあるなど、ついつい収集したくなる気持ちをくすぐりつつ、アニメの舞台と日本を旅するという一石二鳥以上の旅を楽しめるスタイルはデジタルの進化と共に今後さらに拡がるものと考えられます。

アニメツーリズム協会
https://animetourism88.com/ja

ABOUT ME
カイトマウリ
航空会社勤務の後旅行会社などを経て現在のJOINT ONEにてライターを行う傍ら、インバウンド(訪日外国人旅行)に関わる広告代理業務及びFAMツアー時のアテンダー、旅程管理、コーディネーター、一般インバウンドツアーガイドを兼務。 また、インバウンドONE(jointone.biz)のFacebookページ(https://www.facebook.com/jointone.net)では、毎週選りすぐりのインバウンド観光関連ニュースやその他、関連ニュースなどに週イチでFACEBOOK限定で独自の一言コラムを執筆。